議会報告会 いろいろな工夫ができます
メモ的に書いておきます。
単に「議会で起きたことを報告する」というだけでは市民も参加意欲がわきません。
今の行政提案をほぼ丸呑みしている議会の状況では「市役所説明」の域を超えられないでしょう。
私は「市民参加型」を徹底することが議会報告会の意義だと思っています。
○長野県大町市議会
http://blog.livedoor.jp/go_wild/archives/52287205.html
・市民との意見交換会、市民意見を集約する政策調整委員会の設置
・意見交換会を年に一回義務化しただけでなく、市民から要望があったときは、これに応じるものとすると規定している。
※井奥の注 市民意見を集約する「政策調整委員会」というのが面白い。これを議会の中に設置して、市民の意見を議論して行政に伝えるというもの。
○白川町議会
(参加した市民からの報告)
けふは黒川公民館で白川町議会議員主催の地域懇談会があった。
驚いた!
これまでなら、議員が議会報告をし、質疑応答で終了だった。
今回はテーブルごとに別れ、そこに白川町議員が1人づつ付き、各住民の意見聞き、テーブルに大きく開げられた紙に、その意見を書いていく。
※井奥の注 報告をして質疑を求める、いわゆる「講演型」は質問がしにくく、頭にも入りにくい。ワークショップ型を取入れることでその弊害をなくすことができる。
他にも私は「無作為抽出の市民への参加(発言)要請」を提案しています。高砂市議会も「試行」だけは行ったようですが、もっと工夫が必要ですね。