市議会議長への申し入れ

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8月1日に生島議長へ以下の申し入れを行いました。あわせて政務調査費調査状況と申し入れについてマスコミにプレスリリースも行いました。

マスコミの皆様へ

2014年8月1日

 

高砂市議会の政務調査費 

3年分公開と議長への制度改善申し入れを実施しました

 

井奥まさきの市政ニュース

代表 井奥雅樹

兵庫県高砂市荒井町新浜2-19-9

090-4030-1219

FAX 079-444-2418

E-mail iokuioku3@gmail.com

 

日々市民のための取材、ありがとうございます。

 

さて、このたび私は高砂市議会の政務調査費3年分(平成23年度分~平成25年度分)の全会派、全領収書を情報公開請求しました。

7月8日請求に対して、7月31日付ですべての書類が印影を消した状態ですが開示されましたので、お知らせします。参考までに一部現在の議長の平成25年度分資料をお付けしました。

今回、開示までに3週間以上がかかり課題を残しましたが、この資料は今後は即座に公開対象となると思われますので取材の方よろしくお願いします。

 

なお、今回開示までに時間を要したことへの改善申し出を別途議長に行いました。

(別紙資料1)

市民の関心が高い情報公開において時間を要したことから、即時公開できる体制づくりや請求前に年度ごとに公開できる体制を提案しました。さらには無作為抽出による市民審査会(仮称)の設置もあわせて提案して議会の信頼感を高めてはどうかとしています。

さらに今回の開示延長の手続きにおいて、7月16日~18日に議会運営委員会や会派代表社会議において議題にせず、一般的な改善についても議題にのぼらなかった点について指摘しています。

 

選挙前ということで申し入れ者をあげての報道は難しいと推察しますが、内容について何らかの形で報道いただければ幸いです。市民の関心はそれだけ高く、議会事務局にも問い合わせが数本来ていると聞いています。ぜひともよろしくおねがいします。

 

なお、開示された文書については市内の市民団体などとも連携して調査し、追って報告します。

 

それでは失礼します。

(資料1)

生嶋洋一議長殿

2014年8月1日

 

高砂市議会の政務調査費 開示の遅れに対し、公開・審査制度改善申し入れ

 

井奥まさきの市政ニュース

代表 井奥雅樹

兵庫県高砂市荒井町新浜2-19-9

090-4030-1219

FAX 079-444-2418

E-mail iokuioku3@gmail.com

 

日頃の活動お疲れさまです。

さて、市民の関心の高い議会の政務調査費(現在の政務活動費)について、7月8日に情報開示請求をしたところ、3週間以上たった7月31日に開示されました。市民の関心の高い情報に対して開示が遅くなったことは残念です。

個人情報の処理などに時間を要することは一定理解ができますが、ならば事前に処理を行っておき情報公開に備えておくべき事項かと考えます。

また、そもそもこうした事項は請求がなくても一定の時期に自動的に公開すべきものであると考えます。例えば3月末で締め、4月に報告を受けたあと6月1日より公開といったことが考えられます。(例えば議長交際費などはそうした扱いになっています)

公開の手段もホームページ上や情報公開コーナーなどを活用して幅広く知らせるべきです。まずは今回の開示文書をまるごと情報公開コーナーにおくことを要望します。

 

さらには市民の信頼を高めるためには、現在のような有志の市民によるチェックだけではなく、市民による審査を定期的に行う仕組みも導入すべきと提言します。例えば毎年6月に市民審査会(仮称)を開催し、結果報告や改善提言を受けるといった形です。その際には無作為抽出による市民や弁護士などの専門家による審査がのぞましいでしょう。

こうした政務調査費(現在は政務活動費)の公開・審査制度改善をぜひ高砂市議会にて議論していただくように申し入れします。

 

最後に、今回の開示延長に際して議長もしくは議長会派(副議長も最大会派とのこと)内では話し合われたのかもしれませんが、他の会派とは議論がなかったと聞いています。

会派代表者会議や議会運営委員会でこの議題、もしくは「政務調査費(現在の政務活動費)」についての議論がなかったと複数の議員から確認しています。

7月16日~18日に臨時議会が開催されていたにも関わらず、非常に残念です。

この点も改善されるように要請します。

 


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