おかしな視察費の計算

高砂市の例規類集を見ればわかりますが、高砂市役所の視察費の計算方法は独特です。
(もっとも、これは全国ほぼ同じ傾向ですが)

交通費は概算払い、宿泊費は一律1万3000円さらに「日当」があります。
これでは「視察にいったら儲かる」という変な話になりかねません。
(実際、それなりのホテル8000円のものに泊まっても
5000円が浮く計算)

大阪のオンブズ活動をしている市民が調査していたので、私からも「県内でも日当支給はあるよ」と教えたらびっくりしていました。

第93号に書く予定の記事の条文を書いておきます。

 

高砂市職員等の旅費に関する条例、規則より

(日当)

第11条 日当は、旅行中の日数に応じ1日当たりの定額により支給するものとし、その額は2,100円とする。

2 前項の規定にかかわらず、規則で定める地域への旅行の場合は、同項の日当の定額の全部又は一部を支給しない。

3 前項の日当の額は、規則で定める。

(宿泊料)

第12条 宿泊料は、旅行中の夜数に応じ1夜当たりの定額により支給するものとし、その額は13,000円とする。

 

(以下第11条の3を受けた規則より)

○日当の全部を支給しない地域

相生市、明石市、赤穂市、小野市、加古川市、加西市、加東市、神戸市、たつの市、西脇市、姫路市、三木市

○日当の一部を支給しない地域 [条例第11条第1項に規定する定額の2分の1の額=1050円ですね]

上記以外の兵庫県下の市町、大阪市


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