神戸市議会に費用弁償の見直しを求める陳情書を提出

1月25日、緑の党兵庫県本部(緑の党ひょうご)は、神戸市議会に対して「本会議等開催時の交通費、視察旅費を実費に見直すよう求める陳情書」を提出しました。

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2016年1月25日

神戸市議会議長 守屋隆司 様

兵庫県神戸市(以下略)

緑の党兵庫県本部(緑の党ひょうご)

共同代表 松本なみほ
共同代表 丸尾 牧

                                                                 
 

本会議等開催時の交通費、視察旅費を実費に見直すよう求める陳情書

 

 現在、神戸市議会では、本会議や委員会等に出席すると、距離に応じて1日3千円~5千円の交通費(費用弁償)が支給されます。

 神戸市役所の近くに住み交通費が発生しなかったとしても交通費が支給され、実費支給とかけ離れた不合理な制度になっています。

兵庫県議会では、政務活動費で大きな問題を起こしたことから、費用弁償制度について、実費とかけ離れた定額支給制度を見直し、職員の制度に準じ、公共交通機関の交通費実費と旅行諸費1日300円の支給に変わりました。旅行諸費の支給については、不透明さが残り、自転車駐輪場代などを想定しているのであれば、それも実費に見直す必要があります。

他方、阪神間の地方議会では、既に本会議等出席時の費用弁償制度は廃止されています。

神戸市議会においては、政務活動費問題を起こしたことを反省し、本来であれば、議員報酬や政務活動費を大幅カットしてもおかしくありません。しかし、それらの動きが見えない中、少なくともお手盛りの費用弁償制度については見直しすべきと考えます。

 併せて、神戸市議会では、市議会議員が視察に行った時、議員に対して、どこに泊まろうと一泊14000円の宿泊料と1日2800円の日当が支給されます。現在、ホテル価格は、以前と比べ大きく下がり、1泊5千円程度で泊まれるところも普通にあります。そのため、ホテル実費と支給された宿泊料の差額は日当と共に、豪華な夕食代などとして使われることになります。

公費であることから、このようなお手盛り制度は、認められるものではありません。よって、以下の内容について陳情致します。

陳情項目

・本会議等開催時の交通費は、公共交通機関の交通費実費に見直すこと。

・視察時の宿泊料、日当を実費に見直すこと。

 以上

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